you're my Treasure Box*

気づいたら7年目の8号車のお気持ち表明ブログ

あの夜見つけた永遠の答え

2022年12月5日、人生をかけて追いかけていた大好きだったバンド、Dollyが解散しました。
解散ライブめちゃくちゃ楽しかったし、楽しすぎてわけがわからないまま終わったようなもので、その後も超特急やLil かんさいが忙しくてしばらくは寂しい感情はあまりありませんでした。
が、日が経つにつれじわじわと解散を実感し、去年の今頃はラストツアーだったな…思い出しながら寂しさ、つらさを感じる毎日を送っています。
なんて冷静に書けないくらいまぁ~じでつらくて!なんであの時殺してくれなかったんだ!!!!と毎日元気に病み散らかしています。
昔、「どんなハッピーエンドがあってもそれを望まない」と言っていた人が終わりを選んだ、その事実が悲しい。

そんな日常の中、AuDolly終身名誉ボーカル(勝手に決定)のトップセニョリータ(ご本人ご自覚済み)であるハロさんがボーカルをしているバンド「ベル」に突然はまり、解散までの約1ヶ月間ライブ行ったりインスト行ったりしながら自分のペースで追いかけていました。
たった1ヶ月、ライブ5本にインスト1本、それだけしか行ってないのに、自分の人生を変えられてしまったちょろいセニョが忘れたくないなぁ、という気持ちでこの1ヶ月のことを記録しておこうと思います。
正直書いてても忘れるもんは忘れるし、実際このブログに書いてることも全然忘れてるので書いたところですぎるけど、忘れたくないなぁと思っているうちに書いておくことに意味がある!
もしかしたらいつか読み返して思い出すかもしれないし。


事の発端

そもそものきっかけはもちろんDollyでした。
counting a sheepを知らずにDolly復活を知った時、嬉しい気持ちと共に「やばい、いっぱい忘れてることある」と大焦り。
Dollyを忘れようとして本当に忘れていたので復活ライブ行くぞと気合いを入れつつも不安でした。
そんな中、Dollyのメンバーである亜樹さんのバースデーライブでDollyのセッションをやることを知るわけです。
本物じゃないけどちょっと感覚取り戻すにはちょうどいいかなーと思いましたがチケットはソールドアウト。
全てにおいてタイミングが悪い。
とりあえず譲りにはちょこちょこ出ていたのでチケットはなんとか確保。
メンバーを見るとダウトのひヵるさん(バンギャ時代見た事あるしもちろん知ってる)chantyの野中拓さん(バンギャ時代めちゃくちゃ見てたバンドの人だから知ってる)Rorschach.incのMelさん(Dolly復活情報から他のバンドの情報も芋づる式に入ってきてイロクイ。のゆーりが新しいバンド組んだってのを知ってたのでゆーりのバンドの人かぁ、という認識で知ってる)の中、ボーカルにハロさんの名前がありました。
まぁ「誰よこの男!!!!」と思いましたよね。
Dollyって世界観をめちゃくちゃ大切にしてたし、その中核を担っていたのがボーカル蜜さん。
そんな最重要配役に知らねぇ男がいて最初ちょっとだいぶ嫌でした。
まぁでもチケット譲ってもらうし…たった1回リハビリ程度だし…まず亜樹さんと聖さんいるから久しぶりに2人のステージ見たいし…微妙なステージされてもあとから本物のDollyが待ってるし…と思いながら、「僕たちのサバイバルウォーズ」の実演のあと、雨の池袋に向かいました。


この翌日松竹座の実演行ってるからね、元気だなわたし…
イロクイ。等。が懐かしくて楽しんだあと、いよいよAudolly。
ちゃんと予習してたし大丈夫!と思ったけどぜんっぜん覚えてなかったwwww
そしてライブは心配していたことは全くなかったです。
それどころか約10年ずっと閉じていた記憶の扉を開いてくれました。
Alice in Dizzypitで「迷い込んだのは~?」ってちゃんと言ってくれたし。
まだコロナで規制あったので声出せなかったのつらかった~!
あと個人的にめちゃくちゃ嬉しかったのがクロゼットレターがひっそりと書き足したのが「さよなら」で錆びた窓から「空に」咲いてたところ。
Dollyのライブだと「さよなら」の部分はいつも「ありがとう」とかだし錆びた窓から「君に」咲くんですけど、クロゼットレターってDollyからセニョに向けての曲でもあって、だからめちゃくちゃ大切で、歌詞を変えるのはご本人たちにしか許されないので…
歌い方や演奏もDollyに寄せてくれてるのかなぁと思う感じで。
思い出が汚されなかったのが嬉しかったです。
この時はまだ意外とちゃんとしたセッションだなーくらいにしか思いませんでした。


2022.5.28-2022.12.5

そこから少したち、ハロさんがセニョなことを知りました。
当時はツイッターフォローもしてなかったのでRTとかで見てたけどめっちゃ面白かった、特に8/9のDolly主催で旧インジェクトやったのに喜んでるのとか…
わたしもその日近くにいた見知らぬセニョさんと「旧インジェクト熱くないですか!?」ってはしゃいでました。
見解の一致…
そこからDollyを通して知り合った方にハロさんのセニョっぷりを聞いて誰よこの男!からおもしれー男にシフトしていきました。
1回くらいライブ見に行きたいなぁ、こんなおもろセニョリータとは思わなかったし、と思っていた夏。
でもこの時ほんっとに忙しくて…
仕事が立て込んでいた上に超特急は現体制最後~新メンバー加入で加入後ライブやイベントやらで忙しかったし、Lil かんさいも実演、夏松竹、夢祭り、なにわ男子やWESTのバックなど現場山積み、そこにDollyまで加わってきて大変でした。
Dollyのライブの本数が少ないのとラストツアーが現場ラッシュ落ち着いてからだったのが救い…
そんなわけでおもしれー男を見ることなくDollyは解散しました。
8/9の主催出てたけど夏松竹終わりから体調が悪くて7日ずっと死んでて、8/8の8号車の日には回復してたけど新メンバー加入を病み上がりで見ててヘトヘト、精神力も使ったので体が動かず、Dollyギリギリに行ったのでベルは見なかった。
もう数十分がんばれよだけどほんとに無理だった…
でも解散が寂しすぎてとりあえず解散後にハロさんフォローした。

2023.4.2

Dollyが解散してから少したっても悲しい気持ちはなくならず。
ふと思い出しては泣きそうになる息が詰まりそうな毎日と超特急やLil かんさいに忙しくて浮き足立った毎日とを繰り返すように過ごしていました。
そんな中決まった2023年の亜樹さんのバースデーライブ。
出演バンドにAudolly、そこにハロさんの名前。
そこそこハロさんのことも忘れていた頃でしたが、久しぶりにDollyの音楽に触れる機会だなぁと思い申し込み。
そしてご用意されないチケット。ちくしょう。
譲っていただいた方、本当にありがとうございました…
先に公開された曲がツアーダイジェストみたいな内容で絶対泣くなーと思いながら行きました。

そんな中での誰よこの男!セカンド。
2023年もハロさん以外は知ってる人でした。
本物のDollyを見たあとでハードルがとんでもなく上がっている中での松山での思い出の曲水彩パレット。
松山自体に思い入れがとても強いのでハードルの上がり具合は相当なものでした。
でもすごい泣いてしまった…蜜さんの歌う水彩パレット以外で泣く日がくるなんて…
時を喰らう深海魚でも泣いた。
SCRAP BULLET [7DAYS]は指揮者してくれなかったけどばーんって撃ってくれた。
「目覚めの時間だ」って言っててぶわーっと体が熱くなりました。
永遠の眠りについたDollyと共に心の中に眠らせようとしていたものが溢れ出てくるようでした。
インソムニアンもびっくりした、カバーすんの早すぎる、さすがだぁ…
しかもちょうどハロさん青髪で当時のみったまと一緒だったからちょっと泣いた。
心の中にしまいきれないけど無理矢理押し込めてた大切なDollyと過ごした時間がどんどん膨らんでいくようなライブでした。
それと同時にDollyはもういないしDollyでこれらの曲を聴くことはもうないんだっていう絶望がすごかった。
後にフォローしてたくせにろくに見ていなかったハロさんのツイートから1年前からスケジュール抑えられていたこと、Audollyの時間を伸ばしてもらったこと、時の列車の案が出たけど却下したこと、瞳幕ダイジェストどころかcounting a sheepから続いていたセトリだったこと(そしてcounting a sheep見に行ったらしいですねちゃんと)など熱すぎるDollyへの愛と運営に口出しして聞いてもらえる強さ、この人TO(トップオタ)ならぬTS(トップセニョリータ)だ…と震えました。
個人的に水彩パレットは入れても時の列車を入れない絶妙な塩梅が最高、多分わたしとフィーリングが合う、と思った、どっちも大事な曲ではあるじゃん?でも違うんだよ…
再び誰よこの男!がおもしれー男になった瞬間でした。


解散発表

そんなおもしれー男を見てから少し経ってからベルの解散が発表されました。
Dollyと活休や解散と同じ、半年ほど先の解散発表。
これ実際体感したわたしからすると優しいけど優しくない結構残酷な発表の仕方なんです。
ライブ楽しくても半年間解散がちらついて悲しくなる。
でも半年ある分、今までできなかったことを全部できる。
ツアー全通やインストいっぱい行くのは半年あったからできたことだと思う。
でもその分ずっと解散しないで欲しい、この半年で撤回しないかな、ってモヤモヤもありました。
そんなDollyと同じ少し先の解散発表をしたベル、個人的にはありがたかったです。
やっぱり1回くらいライブ見たいなーと思っていたので、半年もありゃ何回か見に行けるかな?って。
でもB9、スプパラ、わっしょい、朗読劇、みなしょーイベント、夏松竹、エビライ、いろんな現場が重なりまくっていたので忘れてました。
忘れすぎ。
最後のアルバムのインストアイベントがあって思い出し、インスト近辺にも1回くらいライブ行きたいなと思い、ベルとの不思議な1ヶ月が始まりました。


2023.9.21

とりあえず思い出してすぐにスケジュールの確認。
ヴィジュアル系行かなくなってLIPHLICHに通っていた時期があったので知ってるバンドいるならこのライブ行くか…?と思ってそのまま忘れてました。ウケる。
その後まつパ予約した日が家からわりと近い西川口の単独の日で悩んだんですが、まつパを取りました。
ゑんら滝口ひかりちゃんの生誕も超特急の現場と近かったから…まつパ大事。
それくらいに興味が薄かった。
でもまつパを終えてから本当の本当に解散まで時間なくない?って焦り始めた。
とりあえず行ける日あるかなとライブ予定を見たらちょうど早番の日にえんそくちゃんとのツーマンがありました。
えんそくちゃんと言えばわたしが夢8に入会したきっかけのバンド。
今となってはつよつよ名義になってくれたのでえんそくちゃんには感謝しかありません。
9人になった超特急を見て好きになった当時を思い出したり、初心を思い出してる超特急を見てわたしもえんそくちゃん見て夢8加入した頃の初心にかえるかぁ~と思いました。
あとシンプルに滝口ひかり生誕ライブ関連で池袋に買い物行く用事があったので。
買い物を終え、意外と元気もあり、当日券もあったため行くことに。

一応開演時間ちょっと前に入ってオープニングトークも聞いたのですが、ハロさん、めっちゃ陽キャじゃね!?!?と恐怖心が湧いたのでした。
話し方と挙動が陽キャ
まずライブハウスの後ろまで届く声で話してる時点でめちゃくちゃ陽キャ
椅子壊した話をそんな楽しそうにする…?
えんそくちゃんは昔と変わらず楽しくて、わたしの遠征中の定番BGM「最後のえんそく」も聴けたのでウッキウキでした。
相変わらず意味がわかんないし、でも曲はいいし、ライブ楽しいし、めっちゃ笑ったし懐かしかった。
でもベルのライブ見るのめっちゃ怖かったです。
Audollyの時は陽キャ気づかなかったもん。
Dollyが陰代表みたいなバンドだったのでAudollyの時は寄せてたんだろうなーとか。
でも考えてみたら運営に口出しして聞いてもらえたり1年前からスケジュール抑えられてたりするの、陽キャの鱗片では…?
ライブでもめっちゃ陽キャじゃん!と思いました。
喋り方、動き方、煽り方、全部陽キャ感ある。
怖すぎました。
まず喋ってる声がライブハウスの逆最前に届く時点でわたし基準では陽キャ
好きな人達みんな喋り声が小さいので。
でもライブ自体はすんごく楽しくて!
歌上手いなと思ったけどふつうに考えたらDolly歌いこなせる人が上手くないわけがなかった。
曲も良かったし、もうこの年になって新しく心を揺さぶられるものなんてないだろうなって思ってたけど、思いっきり揺さぶられた。
特に「返して。」が激重オタクには刺さりました。
下車した時に聴きたい曲セットリストに入れます。
グリムドアンダーランドがセニョ的にはツボだった、昔のみったまみを感じる。
やってないもすごく耳に残りました。
ベルの曲って繰り返しのリズムと語感がめっちゃ耳に残るんですよね。
涙傘とか夕立ララバイも好きでした。
Audolly以降ベル聴こうと思ったけどなにから聞いたらいいかわかんなくててきとうに1曲聴いて「わー好きそうだねわたし」と思ってから一切聴いてなかったけどw、ライブで聴いたらめちゃくちゃ好きな曲ばかりでした。
サブスクにある曲でセトリ作って繰り返し聴いていました。
ライブ行ったし解散前ミッション完了、インスト行ってトップセニョリータにご挨拶だ!程度で終わると思っていました。


2023.10.11

それからまたバタバタと過ごし、お試し超特急の大阪もゑんらの全国ツアーも終えて立ちっぱなしの現場で足がガクガクになっていた10月前半。
しかしなぜかまた立ちっぱなしのベルのライブに足を運ぶことになりました。
ほんとにどうした?
10/11、heidi.、ホタルとのスリーマン。
まだ単独に行くのは怖かったので知ってるバンドとのツーマンだぁと思い、その日もちょうど早番だったので元気だったら行くことにしました。
元気でした。嘘、ちょっと無理した…足疲れてたしまだ。

でもなんとなく、えんそくちゃんとのツーマンだけで終わるのはもったいない気がして…
それくらいに記憶に残るライブだった。
heidi.も慎一郎さんも知っていたので行ったけどこれがまた最高のライブでした。
謡曲バンドがコンセプトにあって、前回聴いて好きだった「返して。」、そしてサブスクで聴いてみて1回聴きたかったなと思っていた午前3時の環状線
「返して。」始まりほんっと良すぎてバンザイして飛び跳ねたくなりました。
前回とか違うタイプのセトリがまたすごくよくて、めちゃくちゃ楽しかったです。
短い時間だったけどすごく濃かった。
そしてハロさんの私服がちょっとチャラいって言われてて陽キャ怖いなと思いました。
慎一郎さんの言葉にもちょっと涙し、Dollyもそうであればいいな、と思いながら良きベル納めになりました。というかなる予定でした。
そしてこのあたりからちょっとずつDollyを聴くのを再開。
あんまりライブでやらなかった曲だけだけど、やっぱDollyって最高だね!


2022.10.13

初めてのインストアイベントへ。
この日のために「陽キャと喋る方法」「陽キャと仲良くなる方法」を調べまくり、陽キャ代表のアロハ推しの妹に陽キャとどう会話すべきか教えを乞うたりしました。
とりあえず自分の身元を明かす、そこから話を広げる。
特に初対面だし、大事。

トークから見たけどめっちゃ怖かった。
ハロさん陽キャの人で怖っと思ってたけどみんな陽キャだった。
Dollyみんな暗かったからトークの時点で怖すぎて帰りたかったです。
しかもすっかり忘れてたけどヴィジュアル系のこういうイベントって全員なんですね…
最近超特急やゑんらの個別特典会しかしてなかったので忘れてました。
ハロさん以外知らない、やばい、めっちゃなにしにきたかわかんない人…
しかも最初がハロさんでした。
他飛ばして帰っていい?ってくらいに焦った。
ちなみにわたしは過去超特急やげんじぶの全員ハイタッチで推し以降の人とハイタッチをした記憶がなくそっから全員スルーした疑惑がある人の心がないオタクです。
記憶がないからわかんないけどまともに接していないことは事実だし。
ハロさんには自分はDollyが好きなこと、Audollyで見て気になってトップセニョリータであるハロさんに会いにきたこと、水彩パレットがものすごく良くて泣いたこと、インソムニアンが嬉しかったこと、あの短い時間じゃ伝えきれないくらい伝えたいことはあったけどビビりまくってたので浮かんだことをめちゃくちゃ早口オタクになりながら伝えました。
陰キャに優しい陽キャで良かった、ちゃんと聞いてくれました。
トップセニョリータのハロさんに会いに来たって言ったら「トップやらせてもらってます」って言っててこの人強い…!と思った。
ちゃんとご自覚されていて心強かったです。
でもふつうにそうなんだよな、Dolly好きって公言して、DollyのメンバーのバースデーライブでDollyの曲セッションでやって、Dollyの主催にも呼ばれてDollyの1個前の出順でライブして、運営に口出しして聞いてもらって、1年前からスケジュール抑えられて、それはもう紛うことなきセニョリータのトップでしかない。
そしてそれだけ胸張ってDolly好きって言えるくらい好きなの嬉しいよね。
水彩パレットの話は「水彩パレットは絶対入れたかった」って言っててやっぱりこのあたりの感覚が大変あうんだよなーって…なので突然現れたトップセニョでも許せました。
「誰よこの男!」から完全に和解です。
あとインソムニアンで嬉しかった、兎唄とかじゃなくて、兎唄はあの時の楽しい思い出のまま残しておきたいから…って話したけどあのライブハロさんこられてないんだよなぁ、わたしが1番ノンデリでは?
一通り話したあと「また来年もやったらきてくれる?」って言われめちゃくちゃ食い気味に「当たり前じゃないですか!」って言った。
「次やる時はセトリかぶらないようにする」って言ってて「さすがトップセニョ!」と大歓喜
からのサインがこれ。

最高すぎるな…
今でも見返してめっちゃ笑ってる。
Dollyってヴィジュアル系の中では知名度あった方だと思うけど、一般的に全く知名度ないし素直に好きな思いを共有できる相手ってものすごく限られるものだと思います。
その共有できた相手にDollyと同じくバンドをやっていてDollyに関わっている人がいたことが心から嬉しかったです。
Dollyはわたしの人生で世界で光だったけど、ハロさんは解散の悲しみの中にあった希望でした。
そしてそのあとの他のメンバーさんに悩むのだった。
まーじで何話したらいいかわらないし解散決まってのサイン会だからか剥がされない。新規も新規どころか好きになる前くらいのお試し期間中みたいなもんなので思い入れもなく、申し訳なかった。
剥がしてくれよ。5秒で終わってくれ。
でも5秒じゃハロさんには足りないしなー
とりあえずライブに行っておいて良かったな、と思いました。
ライブ見ましたーよかったですーで10秒くらいは間が持った。
あとラップしてたねーって話したり、カラコン綺麗だねーって話したり。
雑だな…怖かったし知らない人と話すのハードルが高い。
それでも直接ハロさんと話してみたかったので行って良かったと思います。


2023.10.18

インストがあまりにもよく、ここまできたらできるだけ最後まで見届けたくなりました。
でも解散ライブの日はお試し超特急のダイバーシティの日。
名古屋が14時、大阪が16時始まりなことを考えると時間帯そのあたりかな?と当時は予測していました。
ダイバーシティから渋谷まで結構あるしライブ終わって規制退場あって取引もあって、多分ライブ間に合わないよなと思って行く気なかったです。
好きじゃないバンドより大好きなアイドルを選ぶ気満々でした。
なのでこれが最後かなぁ、と思いながら行った9周年の単独。
この日は早番じゃなくて120%遅刻が確定していました。
でも今までの経験上、どんなにモチベがなくてもチケットがあれば遅刻してもライブに行くので、初めて前売りでチケットを取っておきました。
解散前の最後の単独だと当日券でどこまで人入れるかもわかんないし、できるだけ時短したかったし。
池袋EDGEが職場からドアtoドアで15分~30分くらいなので単独だから1時間半くらいかな?
1時間は見られるならいいかな、今までツーマンでそれくらいの時間見てたし…
そして無事30分くらいの遅刻で到着。

実際ライブ2時間半くらいやりました。
なので2時間見られた。
アリーナ単独公演くらいのボリューミーなライブでした。
シンプルにわたしが会場に入ってから2時間、劣化なく歌ってて喉バカ強ボーカルだぁ…と思いました。
今のところわたしの喉バカ強ボーカル三銃士に入ってる。
1人はみったま、もう1人は森崎ウィンです。
入ったところがMCでMCから陽キャ溢れてて怖かった。
初っ端から致死量の陽キャを浴びて死ぬ寸前でした。
でもベルは陰キャにも優しい陽キャの人たちですからね!インストで実証済み!
最後の方「忘れない?」って言ってたのがすごく印象的で。
Dollyのこと忘れてくて忘れたくてついに忘れて、そのせいでcounting a sheepを知らなかったのを未だに後悔してる。
Dollyを忘れたあともめちゃくちゃ楽しかったからいいけど、それでもたまに心に引っかかって痛くなる。
忘れない、って簡単なようで難しい気がしている。
Dollyも忘れないでって言ってくれたらよかったのにな。
綺麗に消えようとしちゃうんだもん。
思い出って儚いんだよ。
そして多分わたしは忘れるなぁ~って思いながら見てました。
今までも頻繁にベルの存在忘れてるので…
書いてて思った、忘れすぎじゃない?
Dollyと過ごした4年忘れてるのに1ヶ月ライブ見てただけのバンド絶対忘れる。
でも忘れなかったらいいね、とは思いました。
少なくともハロさんのことは忘れなさそう…
単独になるとセトリもボリューミーで本当に楽しかった。
でもわたしが入る前にやってた曲がサブスクで聴くとすんごいいい流れで最初から見たかったなーって思った。
いつか単独最初から見られたらいいな、そのいつか一生こないけど…解散するやん…と思いつつ。
セトリの組み方が多分Dollyと近くてそれも好き。
マリオネット~あなたまぼろし良かったなぁ。
あと「忘れない?」って言った後に「忘れることはないのでしょう」って歌詞のある真夏のバラッドやったのも好きでした。
曲のひとつひとつに物語があって、バンドはその物語を深める役割をしてて。
その物語が連なることでまた新しい物語が生まれる。
Dollyもそうでした。
絵本とか映画とかよりもワンクールドラマ見ているような感じ。
とてもいいベル納め(2回目)ができたな、と思いました。


2023.10.21

3回目のベル納めでした。
納めの概念がわからなくなってきた。
この日は職場の行事があって、朝早くから動き回りヘトヘト、そのあと会議があったり研修があったり。
ベルの最後の対バンライブの日でしたが行く気ありませんでした。
無理よ…そんな状況で…体力もたん…
でもこの日の前日、翌日に控えていたゆいなと聖さんのライブが中止になりました。
インフル流行ってるし仕方がないことだとはいえ、中止が結構メンタルにきてた。
去年は行けなかったDollyの誕生日というおめでたい日にDollyの2人のライブがあることがとても嬉しかった。
悩んで朝とか二者択一占いみたいなのやったんですよ。
でも行かない方がいいよって出てきました。
そんな仕事終わり、気づいたら池袋まで走ってました。
遅刻だったけど当日券もあり、入って少ししたらchantyの曲ハロさんが歌ってめっちゃタイミングいいじゃん!って走った自分を褒めたくなった。
この日のライブでものすごく泣きました。
ベルに対してなんの思い入れもなくて、だから1ヶ月単純にライブを楽しんできた。
でもやっぱりベルにとっては解散までのひとつひとつのライブが大きくて大切で、イベントライブも変わらなくて、それがビリビリと伝わってくるようでした。
翌日のライブに行けないことと仕事の疲れでラストノートの時にいろんなことをぐるぐる思い出した。
たくさんの出会いがあったけど別れもあって、総合的にいえば幸せではないオタク人生だったけど、今ここにいるのはベルと新しく出会えたからで、それはDollyが運んできてくれた縁で、でもDollyがいなくなったからこその縁もあって…
走馬灯?これ死ぬ?ってくらいいろいろ考えたけどわたしの走馬灯には絶対去年の大運動会でタクヤさんに並走するアロハが出てくるので生きてました。
そしてハロさんも「生きて」って言ってた。
その時点でこの人のこと好きになる前に全部終わるなーって感じました。
いなくなるのなら一緒に消えてくれる人じゃないと好きになってもつらいもんね。
めっちゃ泣いてしまって悔しかったです。
好きじゃないバンドの知らない人に泣かされる屈辱…
まだ根に持ってます。
好きな人のためならいくらでも泣くけど!
で、哀愁ロマンチカの流れがとても好きなんです、わるいゆめから始まり残鐘、ラストノートと続く流れがとても綺麗だなーと。
でも後半3曲でその順番を崩してきて。
なのにまた新しくひとつのストーリーとして成立していてすごいなと思いました。
「これが夢だったら」ってわるいゆめ始まったのとかいいよなぁ、ライブを夢にたとえるのはセニョとして共感できるところなので。
あと真っ赤な嘘をライブで聴きたかったから嬉しかった!
ベル納めとして最高のライブを見せてもらいました。
翌日はゑんらのおばけ祭りで推しにしばかれ、やられたメンタルを回復したのでした。


2023.10.29

3時起きで7時半から12時頃まで約4時間半、雨も降る中立ち続けたお試し超特急。
でもすごく楽しくて最高の時間でした。
妹の初乗車の友達がこられずリアルお試し超特急にならなかったのは残念だけど…
ウキウキで妹の友達と解散、朝からいて疲れたしお昼食べて帰ろーと思ったところで妹に「ベル行くの?」って言われてそういえば…と思い出したくらいのライブでした。
ラストライブだぞわたし…
妹もライブの後に仕事があって、合同誕生日会しよーね♡って言ってた妹の友達はこられず、夕方の予定が全部空いてしまった。
チケットをアクスタ入れてるポーチに入れていたのでソールドアウトでも事なきを得ました。
過去のわたしよくやったね!
ダイバーシティが激混みだったので池袋でお寿司を食べて向かいました。
ハロウィンの渋谷怖かったけど夕方はそこまで混んでなくて、JRのハチ公口封鎖されてるって聞いて地下鉄で向かいました。
場所どこ!?ってなったけどWWWは行ったことあるのでなんとかわかり。
でも階段きつかった!wwww
4時間半オールスタンディングしたおばさんに鬼畜の所業!
開演30分前に入り、暇つぶしにシュスエビしてたら一生出てこなかったシガリクが出ました。
ありがとうベル。
そしてライブ開始。
これが本当に本当のベル納めです。
この先行きたいと思ってももう行けない。
でもそんな気持ちも忘れちゃった。
4時間やったね…正気か?
2時間半単独もすごいなと思ったけど超えてきた。
文句あるわけじゃなくて、まだ聴きたい曲もあったしもう数時間いけますって感じだったし、あの4時間ひとつも無駄な時間なんてなかったと思うけど、4時間!?って感じだよね。
時間と想いの重みを感じました。
なぜわたしはここにいる?
セニョリータとしてトップセニョに敬意を持ちたくて、サブスクで聴ける曲は全部聴きました。
カップリングに名曲があまりにも多くて、シングルとして、アルバムとしてひとつの作品としてしっかり作られているんだなと。
でも9年やっててこれらをどこまで盛り込むんだろう…と思いながら未来予報士、綿飴、僕たちは真っすぐに歪んでいく、Deneb、サクラグラフィーあたり聴けたらなと思いました。
でもなさそう、特に未来予報士、1番聴きたいし今後やらないなら超特急にくれんかってくらい好きな曲だけど解散するバンドがこれやらんだろ…と。
そうしたら最後、重要なところでやってくれて最高でした。
後にYouTubeに映像と共に上がって…
自分がいいなと思った曲がバンドにとって大切な曲になるの嬉しいね。
そしてこの未来予報士が、わたしが11年ずっと追い求めてきた永遠の答えになりました。
というか思い返せばそもそもベル、そしてハロさんの存在が答えだったような気もする。
解散って全てがなくなるように思えた。
解散して終わったらなくなったら、もうなにもないじゃん、ってずっと思ってた。
活休の曖昧さよりは優しいのかもしれないけど、全てが消えてなくなるのは寂しいし怖い。
だからDollyの解散嫌でした。
特に引退する人もいたわけだし…
でもDollyを好きだって言いながらバンドを9年も続けてくれた人がいた。
Dollyがいたし、9年続けてくれたから今このタイミングでベルに出会えた。
ベルを見つけられたことは、Dollyが最後にくれた縁でした。
全部がそこでなくなってしまったわけではなくて、ちゃんと残ってたし続いていた。
その先にハロさんがいて、ベルがあった。
ベルのライブが最後、完全にここでブツっと切れて全部おしまい、じゃなくて未来へ背中を押してくれるようなライブだったから気づけたことでした。
永遠も変わらないものもこの世には存在しない。
でも全部が終わることもなくなることもない。
残るものもちゃんとあるし、得られるものだってあるかもしれない。
それが11年、Dollyが活休してからの「どんなハッピーエンドがあってもそれを望まない」の答えな気がしました。
ハッピー“エンド”なんてどこにもないのかもしれないな。
解散から10ヶ月、活休から11年弱。
少しは前に進めたのかな。強くなれたのかな。
答えになる大好きなDollyはもういないけど。


解散ライブを終えて

未だに余韻ひたひたです。
めっちゃセトリの曲聴いてる。
最後行けて良かった。
あんなにいいライブ、そうそう見られないと思う。
いいライブって言い方、わたしが言うと薄っぺらいので嫌いだけど、本当にいいライブだったね…
そして爆裂新規ハイです。
解散後に新規ハイになるな。
円盤買うかずっと悩んでる。
午前3時の環状線のアコースティックバージョン欲しすぎん!?
でもオタク的には銀テが欲しい。
他の特典は思い入れのないわたしが持っていても…だけど好きな曲のアレンジバージョンのCD欲しすぎるんだけど〜〜〜~
安い買い物ではないからなーと思いつつ、還元できるのであればしたいなと思いつつ。
11月に入り、超特急の現場はたくさんあるし年末のアリーナツアーも控えていて、多分すぐにベルのこと忘れてしまうと思います。
今日まで頻繁に忘れてきました。
でももうDollyのことは忘れないし、Dollyの記憶の中にはAudolly、そしてハロさんもいるので、ハロさんのことは絶対忘れないと思う。
だからハロさんがベルを大事にしているのなら忘れてもいつか思い出すんじゃないかな。
でも忘れたくないなと本気で思っています。
いつか迷った時、立ち止まった時、この時のライブを絶対に思い出したい。
そうしたらまた前を向けると思う。
そう思えるライブ、そして約1ヶ月間でした。
やっぱり円盤買う?


その後のDollyとわたし

Dolly解散から1年たち、ハロさんの存在、ベルのラストライブに後押しされるようにDollyの解散に向き合っています。
去年のライブやった日にセトリを聴いてみたり。
去年を振り返ってみたり。
まだ曲を聴くと涙が出てくるし、喪失感でいっぱいの心に悲しみ、辛さ、寂しさ、いろんなものがどんどん流れ込んでくる。
だけどその思い出たち、現役時代も復活期間中もいろんなことがあって、ここにもちゃんと残るものがありました。
考えてみたらわたし復活期間中に10年前と同じ会話してたりするんだわ。
あっちは覚えてないと思うけど。
それもまた残るもののひとつなのかな。

でもベルのこと、好きにはならなかったというか、好きに至らないまま終わってしまったなと。
超特急が忙しいのもあってそこまでのめり込めたわけでもなかったし。
好きな人が泣いてるともらい泣きするんだけど、びっくりするほど泣かなかった。
そしてライブに行き始めてベルいいじゃん!と思ってからも、まだ永遠の答えが見つからなかったから解散したら全部終わり、全部消えてなくなってしまう、だから好きになってもなにも生まれない、って一線引いていたところもあります。
もっと早く気づいていたら変わってたかな。
いやでもこんだけ頻繁に忘れてるくらいだからな…
結構本気でもっと見たかった、残念だったな、寂しいな、悲しいな、と思っています。
もう池袋EDGEに当日券で飛び込むことも、致死量の陽キャを浴びてビビることもないんだと思うと寂しい。
当日券でEDGEに飛び込みたいからオススメのバンド教えてってくらい。
でもそんな気持ちを起こしてくれるバンドに今後出会うことはない気がする。
わかんないけど、Dolly好きです!ってバンドが他に現れたらトップセニョほっぽりだして行くかもしれないけど。
わたしの世界のベースは全部Dollyだからね。
トップセニョでも揺るがせません。
ラストノートの歌詞に「別れが悲しいそのことが幸せだってことに そういつか気付くだろう」ってあるけど、悲しいなと思っている今、あの1ヶ月間は少なくとも幸せだったんだろうなと思います。
出会えてよかった。

いつかまた、主に4月3日前後、ステージにいるハロさんにお会いできることを楽しみにしていますね!